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性同一性障害を扱った物語で、好きになり、守ると決めた相手に想いを伝えられない心情がとても切ないです。 主人公の有希の生き方は誰もが共感できて応援したくなります。 この作品を読めば偏見などなくなると思います。
テーマ自体はとても難しいものですが、読み進めるごとに、大事なものは他にあると気づかされる作品です。まっすぐ、ただ人を好きになるということがどれだけ幸せで悲しくて儚いのか。それをおしえてくれる作品でした。 ぜひおすすめします。
“性同一性障害”と言う難しい題材ではあっても、主人公の『ボク』を中心に『ボク』になって読み進め・・・最後は『ボク』が今後どうなるのか?気になるところです。
…だと思います。 『性同一性障害』 心と体の性の不一致。 かなりリアルに描かれていて、気づけば主人公に感情移入していっていました。 まだまだ偏見を持たれることの多い病気です。 ぜひ、これを読んで、そういった人の苦悩を感じてほしいな…と思いました。 主人公、有希の切ないほどに真っ直ぐな想いには心を締め付けられるような感じでした。