好きを私にください。
・。+* 和樹 *+。・


暇。

暇暇暇!


「亮~。」


亮の部屋へ行ってみる事に。


「…あれ。」


いねーし…。

女…かな。


最近アイツ、荒れてんだよな…。

なんかあったんかな。


「暇…。」


俺は明海の部屋に戻ると、ベッドに寝っ転がった。


案外、明海って呼ぶの、いける。

無理!って思ってたけど…案外すんなり。


でも、明海は俺の事、“先生”って呼ぶのが1番みたいだな。

“和ちゃん”とか…超呼びにくそうだったし。


俺的にも和ちゃんはちょっと…反応しにくいし。

し…それに…な。


ま、“先生”のほうが俺もシックリくるし…それでいーけどな。


なんて思っていたら、明海が部屋に戻ってきた。


「先生、お風呂いいよー。」


ほら、また先生じゃん。

やっぱこっちの方がいんだろうな。


「おー。」

「パジャマとかある?」

「昨日泊る気満々で持って来たからある。」

「そっか!じゃー大丈夫だね。」


そう言って、学校の準備を始めた明海。

そっか、明日は学校か。
俺とは違って、明海はまだ学生だもんな~。


なんか変な感じがする…。



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