好きを私にください。

Lesson4 恋の怖さ

・。+* 明海 *+。・


「んっ…。」


ケータイに昨日と同じく手を伸ばす。


「…ん?」


無い。

んんん~~~???


「明海…はよ。」

「ぅお!?」


何!?あっ、先生ぇ!!!


「お、おはよ!!」

「はよ。」

「ケータイ…。」

「俺が止めた。」


バッチリ目が覚めました。

いつもより目覚めがいい…。


「ね、先生。」

「ん?」

「舞佳とかに、言ってもいい?」

「何を?」

「一昨日のこと。」

「ん~…、まぁアンタがいいならいいけど。」

「本当?!ありがとう!!」


あたしは満面の笑みを向けた。

やりっ♪


「大まかなとこだけ伝えとく~☆」

「詳細も伝えてもいいけど?昨日の夜の台詞とか。」

「昨日の夜…?」


…あ゙。

“先生。そっちいってもい?”


「やっ、ヤダよバカ!!!」

「何照れてんだよ。自分で言ったんじゃん。」

「うるさい!!」
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