好きを私にください。
大急ぎで準備をした。


それから、先生が作ってくれたご飯を食べて、急いで家を出た。

…先生には悪いけどね。


「おはよっ…ゴメン!!」

「大丈夫~。」


待ち合わせ場所に行くともう2人共いた。

やっちゃった。


「今日テンション高いじゃんっ?」


って真菜。


「あ~…うん。」


顔が熱くなる。

キャーッ♪


「?」

「ちょっと真ん中失礼。」


と言って、あたしは2人の間に割り込んだ。

今回ばかりは許してくれよ。


「あんね、あたし、2人とケンカしてる間に…好きな人できたんだ。」

「誰ッ!?」


食い付きの早い真菜。


「誰々ぇ~??」


と舞佳。


「…んで、今ね、その人と付き合って…マス☆」


2人の言葉はほぼ無視して、言葉を繋いだ。


「えっ、誰々っ!?」

「あたしたちが知ってる人ぉ!?」

「えと…舞佳は知ってるよ。真菜は…知らないけど。」

「へぇ!?じゃあ学校の人じゃないんだッ!?」

「塾ぅ~??」


すぐに塾に辿り着いちゃいます。


「うん…。」


照れる…。

これ、言うのすっごい勇気いる!!しかも絶対に引かれるじゃん!!!
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