好きを私にください。
心おきなく食べて、塾に行った。


「こんばんわ~…。」


変にドキドキしながら塾に入る。


「あっ、こんばんわ~!」


って満面の笑みで返して来たのは


「!!?!?」


なっ…なんでここにいんの!?


「佑実さんっ!!?!?」

「もっと可愛らしい驚き方できないの…?」


余計なお世話だ…。

和ちゃんを見つけたけど、ここで声をかけたら終わりだと思ったから、あえてシカトした。


「なんで…。」

「だって私、教員免許持ってるもの♪」


…質問内容と合ってないんですけど。


「社会担当なの♪よろしくね?明海ちゃん。」


あ、今ゾワッてした…。

佑実さん怖い…。


「後で話があるから、よろしくね。」


いやいや、意味分かんないし!!


授業が始まると、本当に呼び出された。


「明海ちゃん、塾長が終わったら話があるって。」


って言われた。

塾長!?佑実さんとあたしと塾長!?


何?!どういうメンツ!?


「はぃ…。」


恐ろしい…。


それから授業が終わって、指定された教室に行くと、
塾長と佑実さんと…先生がいた。


本当に何!?このメンツ…。
まぁ、内容は分かったんだけど…。
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