好きを私にください。
「何隠してんの?」
「だって!!」
先生が見てたのは塾の夏期講習用のテキスト…理科。
真っ赤なんですけどっ…。
間違いが多くてね…?
「随分ヒドイ…。」
「ゔっ…。」
「なんか俺自信無くすわ…。」
「ゔぅっ…!!」
何これ!!あたしだって頑張ってますけど!?
「アンタちゃんと授業聞いてんの?」
「…聞いてます。」
先生に夢中にならないように頑張ってます!
てか先生の声は全部拾ってるから聞き洩らしは無い!!…はず。
あ、でも右から入って、左から抜けてるかも☆
とか言ったら殺されかねない。
「数学もなかなかのもんだったね?」
「どっから引っ張り出してんのさ。」
「カバンから…出てたから。」
…確かに出してたけどね!?
「はぁ…。だってしょうがないじゃん、理数系苦手なんだもん。」
「まぁ確かに文系に比べて理数系は悪かったな、全体的に。」
グサァッて来たよ…。
「あたし文系人間なの。」
「自称だけどな~。」
「自称でいいです。」
数学でできるのは計算のみです。
図形・グラフ系はできません。
「俺が教えてやってもいいんだけど、夜更かしになるからダメな。」
「別にこれから勉強する気も起きないよ…。」
「じゃあいつ宿題すんの?」
「明日の午前中。」
塾は午後からだからね。
「だって!!」
先生が見てたのは塾の夏期講習用のテキスト…理科。
真っ赤なんですけどっ…。
間違いが多くてね…?
「随分ヒドイ…。」
「ゔっ…。」
「なんか俺自信無くすわ…。」
「ゔぅっ…!!」
何これ!!あたしだって頑張ってますけど!?
「アンタちゃんと授業聞いてんの?」
「…聞いてます。」
先生に夢中にならないように頑張ってます!
てか先生の声は全部拾ってるから聞き洩らしは無い!!…はず。
あ、でも右から入って、左から抜けてるかも☆
とか言ったら殺されかねない。
「数学もなかなかのもんだったね?」
「どっから引っ張り出してんのさ。」
「カバンから…出てたから。」
…確かに出してたけどね!?
「はぁ…。だってしょうがないじゃん、理数系苦手なんだもん。」
「まぁ確かに文系に比べて理数系は悪かったな、全体的に。」
グサァッて来たよ…。
「あたし文系人間なの。」
「自称だけどな~。」
「自称でいいです。」
数学でできるのは計算のみです。
図形・グラフ系はできません。
「俺が教えてやってもいいんだけど、夜更かしになるからダメな。」
「別にこれから勉強する気も起きないよ…。」
「じゃあいつ宿題すんの?」
「明日の午前中。」
塾は午後からだからね。