好きを私にください。
「…ガキんちょ。」

「ガキじゃないけどガキだもん。」


何さ。


「なんだそりゃ。」


とか言いつつ側まで来た先生。


「星キレイじゃない!?」

「えぇ~、都会の星は嫌だ。」

「まぁね…。来年になったらさ、遊びにおいでよ。田舎の星はキレイだしさ。」

「そーする。」


そしたら、星座でも教えてもらおうかな?


「ねぇ、先生。寒い。」

「…は?」


あ~、こういうの言いたくない。

けどま、たまにはいっか☆


「ギュッてして…?」

「…何?どういう風の吹きまわし?」

「…じゃあいいもん…。」


星見てると人肌が恋しくなるんだもん…。


「我が儘ー。」


って言いながら抱きしめてくれた。

たまには甘えてもいいよね。


あ、でもたまにはじゃないかも。


ってかあたしって、ハグ好きだなぁー♪

うん、落ち着くし。


あたしってキス魔ならぬハグ魔!?

…新しい。


「ね、先生。」

「ん?」

「あたしってさぁ、ツンデレ?」

「…はぁ?」
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