好きを私にください。
「あ゙ッ!!!」


あたしはふと思い出したんだ。

後ろにいた先生を見て叫んだ。


「な、何?」

「CD!!」

「あっ…。」


すっかり忘れてた!!

真菜と舞佳の方に頭がいっちゃってて…。


「先生~!」

「明日な、明日!!」

「絶対ね!?」

「はいはい。」


…もう。

ま、しょうがないか。


先生だって、忙しいんだろうし。



…それでに、CD貸してもらったら…

あたし、それで先生と話せなくなる…?


だって、話題が無くなっちゃう。


…ヤダな…。


CD、貸して欲しいけど貸して欲しくないかも…。



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