好きを私にください。
「そうだな。」


って先生も乗るんかい!!!


「んじゃ、決まり!フードコートでも行こうぜ。」


ってお兄ちゃん。
待ってよ~!!!

あたし、いろんな意味で死にます!!


フードコートに着いて、席を確保した瞬間。


「俺、トイレ行って来るわ。」


って、お兄ちゃんが行っちゃった。

2、2人ぃ!!?


マジ無理!!


-~♪

不意に、あたしのケータイが鳴った。


「誰だぃ…。」


相手は、お兄ちゃん。

お兄ちゃん!?口で言えよ…。


『兄ちゃんに感謝しろよな~♪』


って一言。

調子乗って…バカ兄貴!!


「…先生ってお兄ちゃんと同い年?」


あたしはケータイをパタンと閉じながら言う。


「…永遠の18歳。」

「いや、ここまできたらもう通用しないから。」


元々通用しないけどさ。


「…はぁ~…、仕方ね~なぁ。
同い年だよ、同い年!」

「へぇ~…。」


あれ、でも…22か23でしょ?


「先生ってバイト?」
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