好きを私にください。
「先生、クッションある??」

「クッション?これしかない。」


って出て来たのはキレイな水色のクッション。


「ありがと、借りるね?」

「おう。よだれ垂らすなよ。」

「失礼な…。」


先生の前でよだれ垂らせると思う!?
全神経口に向くよ…。

口閉じててよ!?みたくさ。


「おやすみ☆」


あたしはシートベルトの上にクッションを乗せて、そこに頭を預けて眠った。


「寝るの早…。」


あたしのが寝た後、先生はそう呟いた。


「…お前の好きな奴ねぇ。」


先生はあたしを横目に見つつ呟いた。


「んなの知るかっつの…。」



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