好きを私にください。
うわっ、ちょっと楽しみッ♪


じゃないよ!!!

正直先生の条件を聞いてみたい気もする…けど、先生のことだ、ろくなことじゃない!!


どうしよ~!!!!!!



それから時間になって、授業に出た。


今日は英語。


「あぁ~…。」


1人で呻きながら頭を抱え込む。

周りには完全に変な目で見られてる。


ど、どうしよう…。


あ、シカトして帰っちゃおうかな!?

で、お兄ちゃんにでも相談する!


あぁ、そうしよッ!!!

問題解決~♪


あたしは1人ルンルンになりながら授業を受けたのだ。

が…


「菅田さ~ん♪」


ニッコニコ顔の先生に呼びとめられた。


「ぃぎっ!!!」


嫌っ!!どこか逃げ場~!!!!

あたしは出口に向かって走った。


が…


「早く出てよ~!!!」


人がごった返しになってた…。


「菅田さん、逃げんのはずりーぞ。」


あたしはその場で固まった。

あぁ…神様、あたしに一体何の恨みが…。


「に、逃げて無い!!」
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