僕らの居場所。




「今日なにやる?」

「んー…」


「あ、コレ使おうよ!」


「あ、オイ、待てひか…

カチッ

ブオオオオッ



「ぶほぶわえおあっ!!(汗」



…ドライヤー顔にあてやがったコイツ…。



「っにすんだオマエ!!」


おお、起きた。

目覚ましを耳元で鳴らしても
殴っても蹴っても

なにしても起きない涼介のために、俺達はわざわざ毎朝起こしにきてるのだ。


今まであらゆる荒業を使って起こしてきた(笑)




「ったくオマエら日に日に技磨いてんじゃねーぞまったく…」

「涼介こそ最近ますます起きないじゃんか」


この干物男。

彼こそが学校一のイケメン、橘涼介である。
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