初めての気持ち
哀歓
2枚のルーズリーフに書かれた、君からの手紙。
悲しみや後悔、色々な感情が入り混じったその手紙は、イタイくらい心に響いた。
ツラい思いさせて、本当にごめん。
親に何と言われようと君の傍にいるべきだった。
``私にはやっぱりRが必要なんや''
``こんなこと言える立場ちゃうけど、前みたいにちょっとでも戻れんかなぁ…''
手紙の最後に書かれた言葉に、私は涙を流した。
前みたいにもう一度仲良くなりたい、って思ってるのは私も同じ。
だから、立場がどうとか言わないで…
私にとっても君は、必要な存在なんだ。