初めての気持ち
裏切
ごめん、ごめん、ごめん……
君はいつだって私を信用してくれていたのに、私は君を裏切ってしまった。
学校を休んでいた君を放課後呼び出して。
君を待っていたのは私だけじゃなく、他にも何人かの人…。
「…なんで…?」
私の目をジッと見て君はそう呟いた。
―後悔。
どうして君を呼び出したんだろう?
どうして君を信じれなかったんだろう?
今更言ったって、もう遅すぎること。
あの日見た君の拒絶の眼差しを、私は一生忘れない。