ありがとう

そして私はいつも、忠義と
いる教室なのに忠義が
いなかったらなんか嫌だった

そしたら亮が話してきた
「茉莉、俺は諦めへんで」
「お願い亮、邪魔せんといて」
「邪魔なんはどっちやねん。大倉の方が邪魔や」
「なんもわかってくれへんやね。そんな人やと思わんかった」
「なぁ、茉莉。今日遊ぼ」
「ごめん。無理」

あっと言う間に放課後になった

私は忠義を保健室に迎えに行こうとしたとき、

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