金縛り天国
pride
「おーとーはーっ♪」
今朝もこの声であたしの学校生活は始まる。
昨日はあの後どう帰ったのかさえ覚えていなかった。
「どうしたの?顔色悪いし元気無いね」
瑠衣はいつもあたしの
ちょっとした変化でも気付いてくれる。
まぁ
元気が無いのは毎日のことだけどね(笑)
「別に何も無いよ」
そう言っていつも通り授業を受ける。
そう、いつも通り深い眠りに。