ミルクティー
結局、侑斗が奢っちゃって、紗希はあたしの隣。龍の隣に侑斗が座って向かい合わせの状態。

「なんで、お前が隣に座ってんだ」

「いいじゃん~、俺らの仲だろ?」

へぇ…仲いいんだぁ~!

「莉緒、俺はこいつと仲良くないからな、勘違いすんな」

「え…なんでそう思ってるって分かったの?」

「顔に出てた」

そうなんだ…。分かりやすいんだ、あたし。

それから紗希達が食べ終わるのを待って、食べ終わったので、旅館に1回戻ることにした。

夜の花火は浴衣は持ってきてないから私服で、これもあたしと龍、紗希と侑斗に別れて観るみたい。

紗希と観たいのになぁ…。

まぁ、侑斗の恋のためだもん!我慢だよねっ!

今の時間は午後2時。

花火は午後7時から。だからまだまだ時間がある。
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