ミルクティー
すると、また花火が上がりだした。
思わず、花火を観るために龍から目を離してしまった。
「…ハァ、莉緒」
名前を呼ばれたあたしは、もちろん龍を見る。
その瞬間、唇に柔らかい感触。
…すぐに龍は離れた。
「龍!?い、いきなり何っ!は、初めてだったのに…」
「俺より花火を観たのが悪い。…しかも、初めてだったんだな」
もうあたしは緊張やら照れやらで、まともに花火を観れない。
「…これで、やっと『仮』の付き合いじゃなくて『本物』の付き合いになったな」
「そっそうだね…」
それから無言が続いた。
だって緊張するんだもん!
でも、龍に肩を抱き寄せられた。
思わず、花火を観るために龍から目を離してしまった。
「…ハァ、莉緒」
名前を呼ばれたあたしは、もちろん龍を見る。
その瞬間、唇に柔らかい感触。
…すぐに龍は離れた。
「龍!?い、いきなり何っ!は、初めてだったのに…」
「俺より花火を観たのが悪い。…しかも、初めてだったんだな」
もうあたしは緊張やら照れやらで、まともに花火を観れない。
「…これで、やっと『仮』の付き合いじゃなくて『本物』の付き合いになったな」
「そっそうだね…」
それから無言が続いた。
だって緊張するんだもん!
でも、龍に肩を抱き寄せられた。