ミルクティー
さっきあったことを紗希に全部言った。
「あー、侑斗がね。莉緒に話かけてきて、手を握った、と」
「うん、で、けっこうその場面をいろんな女子が見てて睨んでたの」
話してるうちに段々涙目になってきてしまったあたし。
「あー、泣くな!…で、なんで中村君のことを龍って呼んでたの?」
「それは…龍がそう呼べって言ったから」
「そっかぁー。中村君はあんまり人には名前呼ばせないから莉緒は相当レアだね!」
え?そうなの?皆にそう呼んでもらってるじゃ…
「多分、女子で龍って呼んでるのは莉緒だけだよ」
「えっ…そんなに凄いことなの!?」
思わず教室中に聞こえるくらい叫んでしまった。
「声でかいって!…多分そうだよ」
「そ、そうかな…」
周りの女子にまた睨まれたあたし。
本当に居づらい雰囲気…。
「あー、侑斗がね。莉緒に話かけてきて、手を握った、と」
「うん、で、けっこうその場面をいろんな女子が見てて睨んでたの」
話してるうちに段々涙目になってきてしまったあたし。
「あー、泣くな!…で、なんで中村君のことを龍って呼んでたの?」
「それは…龍がそう呼べって言ったから」
「そっかぁー。中村君はあんまり人には名前呼ばせないから莉緒は相当レアだね!」
え?そうなの?皆にそう呼んでもらってるじゃ…
「多分、女子で龍って呼んでるのは莉緒だけだよ」
「えっ…そんなに凄いことなの!?」
思わず教室中に聞こえるくらい叫んでしまった。
「声でかいって!…多分そうだよ」
「そ、そうかな…」
周りの女子にまた睨まれたあたし。
本当に居づらい雰囲気…。