ミルクティー
「でもー、ベタ過ぎて他のクラスもやりそうだよねー」って何処からか聞こえた。

そうするとまた、「確かにー」とか言う。

「でも、喫茶店はやりたいよね!」

「確かに!喫茶店はやりたーい」

うわ、このクラス大変そう。我儘なんだね…。

「そうですか…、霜月君!何か意見とかないですか?」

いきなり侑斗に話をふった。

「俺ー?俺は…メイド喫茶かなー。紗希はどう思う?」

今度は紗希に話をふる。ってか、周りの人がビックリしてるよ?

侑斗が紗希に「嬢」をつけなかったから。

「わ、私!?私は…、りっ莉緒!パスッ」

今度はあたし!?

龍に回そうと思ってチラッと見る。
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