ミルクティー
「…以上で、終わりです。接客の人も、お菓子を作る人も頑張りましょう!」

あたし達のクラスは30人中、15人が接客で10人がお菓子を作る人。残りの5人は交代で休み時間になる人!

「では、次に、コスプレする服のことですが、誰か知り合いとかにデザイナーとかいませんか?」

そんなのいるわけないよー…。さすがに都合よすぎるもん。

「はーい、俺の母親が服作る会社の社長ー」

そういったのは侑斗だった。

「では、霜月君。お母様にお願いできますか?型紙とか…」

「あー…任せといて。そういうの好きだから絶対、やってくれると思う」

侑斗…実は凄い?

「じゃあ、明日から毎日、会場作りします!小道具とか、色々作りますよ!」

きたっ!これがすっごく大変なんだよね。これがダメだと、優秀賞とかもらえないし。
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