ミルクティー
「真面目に走ってよ!」

「ダルい」

いつものことじゃん!そんなこと!

とりあえず後ろから龍を押して進むことに。

それからけっこうたって今の時間は7時40分。

あたしと龍は静かに教室のドアを開ける。

すると…

「桐谷さん!?遅刻とはどういうこと!中村君も!」

やっぱりぃぃ。

「莉緒ー、おはよ!中村君も!」

「莉緒嬢!遅いよ!皆もう着替え始めてるんだよ?」

「そうそう、私達だけだよ?まだ着替えてないの」

聞けば、他のクラスの人も着替えてるらしい。校内を周ってるみたい。

どこのクラスが何をするか、とか。教室の飾りつけとかを見るために。
< 170 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop