ミルクティー
「は?」

「…2人とも可愛いですし、それに他に出たい男子がいないんです」

…当たり前だと思う。男子は皆、嫌がると思う。

「ただ女装してステージを歩くだけいいんです!お願いできませんか?」

「委員長…。俺、そういうのはちょっとー…。女装はもういいや」

侑斗は断ってる。

「なっ中村も女装して歩くなんて嫌でしょ?」

「いや、俺は別に」

えぇぇぇぇぇ!?龍…っ、まさかそういう趣味が…!

「おい、莉緒。俺にそっち系の趣味があるわけじゃねーから」

「えっ…あ、そうなの…?」

「当たり前」

だ、だよね…。ちょっと焦った。
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