ミルクティー
「へぇ、じゃあそれで♪」

「では、今お持ちいたします」

よかった。これでこの人から離れられる…。

「あ、待って!おーい、そこの赤ずきんちゃん!ケーキセットA1つお願いー」

「はい!ケーキセットA1つですね!すぐにお持ちいたします」

なんでわざわざほかの人に頼むわけ!?ごめんね、谷村さん(今、頼まれてた人の苗字)

隣のテーブルには龍が2人のギャルに挟まれて質問攻めにあってるし。

なんか微妙に龍に睨まれてるような気もするし。

「ねぇ、莉緒ちゃん♪メアド教えてよ?」

「へっ!?あの…そういうのは…」

こんな知らない人と交換きるわけないでしょ…。しかも龍が凄く睨んでるときには絶対。

「え~なんで?いいじゃん~」

そういってドンドン距離を縮めてくる。あたしは必死に抵抗する。
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