ミルクティー
「ねぇー、莉緒ちゃん~、あーんってやってよー♪」

…なんていえばいいの。

「…お客様。ここはそういうことをやる場所ではないです…」

「…龍!」

「何?アリスは隣で話してなよ」

龍は話を無視して話を続ける。

「そういうことがしたいなら隣のメイド喫茶に行ってください。それに…」

「何?まだ何か言いたいことあんの?」

「……堂々と人の彼女にナンパしてんじゃねーよ」

りゅっ…龍!?そこで喧嘩売るようなこと言うのはよくないと思う…。

「へ?彼女?莉緒ちゃん、このアリスの彼女なの?」

「…はい。ご案内するときに侑…白雪姫が彼氏いるって言ってましたよね?」

「あー!あれ本当だったんだ!てっきり嘘かと…」
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