ミルクティー
侑斗side

「いや、さすがに霜月君とは寝れないよー」

って、莉緒嬢は言うけど、ほとんどの女の子は俺からこんなこと言われたら一緒に寝る…はず。

正直、こんなこと言った女の子には初めて出会った。

いつもは女の子から「一緒に寝ようよ」とか言ってくるし、俺から言うなんてことも滅多にないのに…。

こんな子初めてだ。

だからこそ、本気で俺のものにしたくなる。

っつか、あんまり手痛くないし。演技だけど本気で心配する莉緒嬢。

だから、それを利用して放課後デートできることになったんだけどね。

見てろ…。

絶対、放課後に俺に惚れさせてやるから。
< 19 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop