ミルクティー
皆そういう感じなんだね。うん、こういうのは慣れだと思う。

静かにテーブルにケーキを置く。

「では、失礼します」

あたしが後ろを振り向くとまたギャル達が龍と話し始めた。

「アリスの彼女めっちゃ可愛い~♪妹にしたい」

「だよね~!アリスもやるねぇ!」

「…あぁ、まぁ」

…どんな話してんの。あたしのことはいいから違うこと話せばいいのに。

「桐谷さーん!急いで戻って!こっち、運んで!」

「あっ、はーい」

大人気すぎて忙しすぎる。ホントに休憩とかもらえるのかな?

「あっ、桐谷さん。これ運んだら中村君と休憩に入っていいから」

「分かった!えーっと、1時間で交代だよね?」

早く龍と一緒に回ろうっと!
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