ミルクティー
「何?あ、手大丈夫?」
「手は大丈夫。で、今日、1時間目にいなかったでしょ?噂では中村と屋上に居たって聞いたんだけど」
ちょっとだけ真剣な目になった霜月君。
「うん、居たけど?それが…どうかした?」
「えっ…何もされなかったよね!?」
「うん。龍はそんなことする人じゃないよ」
なんでそんなこと聞くんだろ?あたしにはよく分かんないや。
「龍?まさか中村のこと『龍』って呼んでるの?」
「うん、そうだよ?そう呼べって言われたから…、なんでそんなこと聞くの?」
「中村がそんなことを…?アイツ、意外とやる奴なんだ」
霜月君がちょっとニヤッと笑ったように見えた。
「ねぇ、莉緒嬢…。俺のことも名前で呼んでくれる?」
「手は大丈夫。で、今日、1時間目にいなかったでしょ?噂では中村と屋上に居たって聞いたんだけど」
ちょっとだけ真剣な目になった霜月君。
「うん、居たけど?それが…どうかした?」
「えっ…何もされなかったよね!?」
「うん。龍はそんなことする人じゃないよ」
なんでそんなこと聞くんだろ?あたしにはよく分かんないや。
「龍?まさか中村のこと『龍』って呼んでるの?」
「うん、そうだよ?そう呼べって言われたから…、なんでそんなこと聞くの?」
「中村がそんなことを…?アイツ、意外とやる奴なんだ」
霜月君がちょっとニヤッと笑ったように見えた。
「ねぇ、莉緒嬢…。俺のことも名前で呼んでくれる?」