ミルクティー
喫茶店の外を歩くあたし達。

「侑斗、奢ってくれてありがと」

「いえいえー。女の子に奢らせるとか俺にはできないよ」

さりげなく車道側を歩いてる侑斗。

本当に紳士だよなぁー。

「あのさ、俺本気で莉緒嬢のこと好きになったかも」

歩きながら突然言ってきた。

「へぇ…ってえええぇぇ!?」

「いいリアクションだよねー、ホントだよ」

ど、どうせからかってるんだからっ!

「あ、あそこのゲーセンのプリおすすめだから、あそこで撮ろうか」

「あ、うん」

あたし達はそのゲーセンに入った。

「あ、このプリ機おすすめのやつだよ」

「ホント?前に紗希と撮ったことあるかも」

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