ミルクティー
「じゃあさ、俺が莉緒嬢に送ってあげるから、メアド交換しよ?」

「えー、どうしよ」

だってこれ以上、侑斗と関わりもったら周りの女子がなんていうか…。

そんなこと考えてたら、

「はい。赤外線しゅーりょー。今日の夜には送るね」

「はい…?」

勝手に交換されたぁぁあ。

「あ、いつの間にかプリも出てる。じゃあ半分にして明日、学校で渡すね」

「あのさ、今日じゃダメなの?」

なんでわざわざ明日なの。

「だって、そうすれば明日も莉緒嬢と話せるじゃん」

無邪気に笑ってこんなこと言われたら、ちょっとドキッとする…。

「じゃあ、明日でいいよ。ごめん、あたし帰るね」

何でもいいから、もう帰って紗希にメールしたい…っ

「あ、家まで送るよ」
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