ミルクティー
「じゃあ先生はちょっと用事があるから、職員室に戻るわ。何かあったら来てちょうだいね」

「はい、分かりました」

そう言って、先生は保健室から出て行った。

今の状況は沈黙。

龍と侑斗は何故か睨みあってるし、なんとなく声かけづらい状況。

「てめーのせいで今回のことが起きたんだろーが。責任、取れ」

いきなり話し出した龍。しかもちょっと怒ってる?

「……それは、分かってる。莉緒嬢には迷惑かけちゃったから…」

え?え?やっぱり侑斗が関係してたの?

「今回は捻挫くらいで済んだからいいけどな、でもやっぱりお前は許せない」

「そうだ、俺と莉緒は付き合ってるからお前はもう莉緒に近づくな」

えっ…。このタイミングで言っちゃうの?

「は…?冗談だろ?莉緒嬢、違うよね?」

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