ミルクティー
りゅ、龍!?言っちゃうの?

「きゃー!本当だったんだ!皆、聞いた!本当だったんだって!!」

えぇぇぇ、なんでそこで大きい声で言っちゃうの?

「ってことは、2大イケメンの1人が付き合っちゃったから、もう侑斗しかいないじゃん!」

クラスの誰かが言った。

「おい、莉緒。とりあえずここからなら席まで行けるな?戻って大人しく座ってろ」

「あ、うん…」

そういうと、龍も自分の席に戻ってしまった。

ゆっくり歩いてると紗希が来た。

「莉緒!ホントに中村君と付き合ってたの!?なんで教えてくれなかったの!」

「…ごめん、でもさ誰が付き合ってるってこと言ったの?」

え?侑斗だよ?って紗希が言ったのを聞いて、あたしは侑斗をちょっと睨んだ。

そしたら、軽くニコッと笑ってまた女の子達と話し出した。
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