ミルクティー
「…頭冷やしてくる」

そういうと屋上から出ていってしまった。

1人になったあたし。

龍…なんであんなことしたの?

1人になって考えると、だんだん体育で捻挫した足がズキズキとしてきた。

それから、あたしはお弁当も食べる気になれずただずっと考えていた。

あたしはそんなに愛想振りまいてるかな?とか、龍はさっき本気だったのかな?とか。

考え出すとキリがない。

恋ってなんだろ?

龍にさっきフェンスに押し付けられたとき、不思議と嫌ではなかった…かもしれない。

分かんない…。

紗希に相談しようかな…。でも、相談してばっかりじゃ悪いよね…。

今回は相談しない…ようにしよう。

< 67 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop