ミルクティー
「侑斗!ホントにどうしてくれんの!」

「だから~、責任取るってば!あ、なんなら今から付き合っちゃう?」

ニコニコ笑いながらさらっと凄いことを言ってる侑斗。

「~~っ!あんたねぇ…!私はそんなに軽い女じゃないっ」

そういって、思いっきり教室中に響くくらい凄い音で侑斗をビンタした。

「ちょ…紗希!やりすぎだってば!さすがに今のは痛そう…」

「いいのっ!これくらいやらなきゃ分かんないでしょ」

「莉緒嬢!心配してくれんの?っつか痛いよ、紗希嬢…」

ちょ…誰でもいいから助けてよ。この2人、夫婦喧嘩みたいになってきてるよ…。

あたしには止められないよ。というか、クラスの人が不思議そうに見てるよっ!

女子なんて睨んでるよっ!

紗希ぃ~。
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