ミルクティー
「そうなのか?…よく分かってるんだな」

「まぁ、長く友達やってればね、自然と分かるよ!」

そういう話をしている間に喧嘩は終わったみたい。

「莉緒ー。今日さ…、一緒に帰る約束してたでしょ?その…」

きた。いつものパターン。

「彼氏と帰りたいんだけど…。でしょ?」

「あー…うん。いいかな?」

「いいよ、全然OKだから!…頑張ってね」

「…!ありがと莉緒!大好きっ」

やっぱり、今日は龍と帰れるようになった。

「…じゃあ、放課後な」

「うんー。分かったー」
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