俺様彼氏に要注意!


やだやだ!

誰か助けて!!

その心の声なんて誰にも届かず

先輩の手は止まらず

あたしの下着は露になった。

「かわいいの着けてんじゃん」

「先輩やめてください!」

「無理だね」

先輩のてが太ももに伸びてきたとき

図書室のドアが勢いよくあいた。

「湊、いい度胸してんな」

「…波留、邪魔するなよ」

「お前こそ、俺のオモチャに触ってんなよ」

湊先輩が本郷波留先輩と話している隙に

あたしは先輩から離れることができた。

「あーあ、まじ萎えた、もういいや」

湊先輩はそう言って図書室を出ていった。
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