◇悪魔が愛した天使◆
後ろを振り向くと………
金髪でピアスがたくさんついてるお兄さんが立っていました。
「でも恭祐……こいつぶつかって来たんだ。」
「おまえ煩い。……ほら、おまえのせいで涙目になってる。…おい。これやるから泣くんじゃねぇぞ。」
そう言って手渡されたのは、
ストロベリー味の飴。
金髪でピアスの恐いお兄さんにストロベリー味の飴……………
似合わない………!
「次の授業始まるぞ。早く帰れ。」
「……ありがとうございます。」
小さくお礼を言って教室に向かった。