◇悪魔が愛した天使◆


―――…


「あら、早かったのね。……じゃ、やっちゃってくれない?」


え?


どういうこと???


周りには先輩を含め女子が8人………


勝てるわけ無いよね…………


「あんたが調子に乗ってるから、深紅琉様がお怒りなのよ!」


……ドンッ――

「……ッ痛」


次から次へと蹴りやパンチがとんできます…………


痛い…です……………


とてつもなく痛い………で、す




――――…


どのくらい殴られたんだろ……?

もう、疲れた………


「おい、朱凛!!」


誰……?


ん?


恭祐だ…………


「………恭、祐」


「大丈夫か?」


私は小さく頷いて、


意識を手放した。





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