◇悪魔が愛した天使◆
「吐けるだけ吐け。」
「やだやだやだ~っ!」
恭祐は私の口に指を突っ込む。
「…ッオェ―…ゲホッゲホッ…」
優しく背中を擦ってくれる恭祐。
嬉しいけど………
頭がガンガンする………
「恭祐……頭痛いよ……」
「調子に乗って飲むからだ…」
酷いよ………
「舞梨華ぁ~~~!!!」
「今行くぅ~~!!!」
「なにしたの?」
「うぇーんッ…ヒック………」
「何で泣くのよ~」
「恭祐がぁ~」
「恭祐が?」
「冷たい~」