蓮の苦悩
会議が終わる頃
係長がこんな事を言い出した

"課長〜明日は午後出勤
にしてもらえませんか?"

"ほぉ 富永何かあるのか?"

"いや〜若い奴らで充電切れ
のが何人かいるんでね…
休みが無いからせめて
半日リフレッシュさせたい
んですが…どうですか?"

"そっか…そうだな
また暫く忙しくなるから
いいぞ 専従に当たった
捜査員は1時迄に出勤しろ"
と言う事で麗奈にすぐ
メールで帰宅を連絡する

すかさず係長は

"おっ!田崎〜早速連絡か?
妬けるな〜"


////////





俺は急いで官舎に向かった
駐車場に車を止め
部屋を見ると
電気が点いていて
なんか



スッゴく感動した
明かりの点いている
家に帰るのが
こんなにホッとするもの
だと思わなかった…


緊張しながら
家のドアを開ける


リビングから
麗奈が顔を出し

"お帰りなさい"

と笑顔で駆け寄ってきた

俺は思わず抱き着いた

麗奈からはフンワリ
甘い香がした

このまま押し倒したい
衝動を抑え
リビングに行くと
部屋が綺麗になっていた
台所も寝室もすべて

"麗奈ありがとう"

俺は麗奈にキスを沢山した
ずっと抱き着いた
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