やっぱり君には敵わない
海樹SIDE


「……っ…ちっ、どんだけ足速いんだよ。」


俺は焦っていた。

大事な彼女を怒らせてしまったからだ。


「……っ、クソッ!
どこにいるんだよ…」

気付いたら…
俺は公園の前にいた。



そこで見たのは…


来夏…?
と知らない男…

なんだアイツ…
俺の来夏に触るんじゃねぇよ…


すると…


ベンチに座っていた男が俺の存在に気付いた。

来夏は気付いてねぇか…俺が男を睨み付けるとその男は…


ふっ、


笑いやがった!


しかも!


あろうことか来夏を抱き締め出したのだ。


「……ぶっ殺す」



…海樹SIDE終り
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