イケオタ
翔の一言でクラスのみんなが奈瑠に視線を向けた

「えっ!?
おれ?」

「そうだよ、お前
まだ一言もしゃべってねぇだろ
ちゃんと参加しろよ
ほれ、なんかいい案だせ」

急に話を振られた奈瑠は少し考えてから話し出した

「それじゃあ
執事服を女の子が選んで
メイド服を男子が決めるって言うのはどう?」

「おっ!!
それいいじゃん
でもクラス全員で行くとだるいから代表決めて買いに行くことにしような

っんじゃ男子代表は俺と奈瑠な」

その言葉に男子陣はブーイングをしたが翔は華麗に受け流し話を続けた

「女子は…
委員長と結衣花でよろしくな」

神崎&結衣花
「えっ!?
なんで私が…!!」

「はっ!?
なんでうちが…!!」

2人のハモりは完璧だった

かなり驚いたのだろう

2人は顔を見合わせて黙っていた

「いいだろ別に
代表四人で一緒に買いに行くんだぜ」

その言葉を聞いた2人は一瞬で顔色が変わった

「えっ!?
私達とあなた達一緒なの?」

「当たり前だろ
お前らどこ行けばいいかわかんねぇだろ」

「そうやんな!!
しゃあなしうちもつきおうたるわ」

「わ、私も…
仕方なく行ってあげるわ!!」

「よし、これで衣装は完璧だな
後は何がいるんだ?」

翔が神崎に聞くと

神崎は手元の紙をみた
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