イケオタ
(翔たすけてぇ〜)

目でうったえる奈瑠をみて翔はしかたなく救い船を出した

「えぇ〜っと
美佳ちゃんだっけ?」

「??
そぉ〜ですけどだれですかぁ?」

美佳のロリ上目遣い攻撃にちょっとドキッとしたが翔はなんとか持ちこたえた

「そ、そうだね
自己紹介まだだよね
俺は天沢 翔
奈瑠と同じクラスで奈瑠とは小さい頃からの腐れ縁って奴かな」

「えぇ〜!!
奈瑠先輩の幼なじみさんですか!?
翔さんいいなぁ〜☆」

「そうかぁ!?
美佳ちゃんは奈瑠のこと好きなの?」

「もちろんですよぇ〜☆
そんなに直球で聞かれるとなんだか恥ずかしいですぅ//」

「それじゃあさ
奈瑠の好きなタイプとか嫌いなタイプしってる?」
「タイプですかぁ〜?
そぉ〜言えば知らないですぅ」

「教えてあげよっか?」

「えっ!?
ほんとぉ〜ですか!!
教えてくださぁ〜い」

食堂のテーブルから身を乗り出して翔に迫った

「よし
伝授してあげよう」

「はい師匠」

師匠!?

僕のタイプの師匠って…

奈瑠はどうしてか翔なら自分のタイプを知り尽くしてるような気がした

「師匠!!
なんと素晴らしい響き
もう一回言って(笑)」

「師匠!!」

「あぁ〜
もう一回」

「はやく教えてください」
「はい…」

冷たく放たれたその言葉は翔のグラスハート?を粉々に粉砕した

「よしっ!!」

翔は粉々に粉砕されたグラスハートをスペアと取り替えた

「まずどっちから聞きたい?」

美佳は腕を組みウ〜ンっと少し考えてから翔をみた
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