イケオタ
神崎を探せ
「まったく、翔は時々調子に乗りすぎるからこんなことになるのよ!!」

結衣花のキツイ言葉にも翔はごもっともですとしょぼくれることしかできなかった

言い返そうにも自分が悪いとゆう自覚があるのでそれもできなかった

「とりあえず、神崎さんを探すわよ
そんな遠くにはいけないだろうし」

そういい走り出そうとした結衣花を奈瑠は呼び止めた

「結衣花」

「なに!?
急がないと神崎さん迷子になっちゃうでしょ」

「だからだよ
むやみに探したらみんな迷子になっちゃうよ」

「あっ!!
そっかぁ・・・じゃあどうすんのよ」

「俺が行くよ
ここは俺の庭みたいなもんだから」

「庭ってあんた来るの初めてでしょ?」

「えっ、あっ、いや・・・
昨日調べたって言ったでしょ
地図もそのとき頭にいれてきたんだよ」

「あぁ〜そうだったわね

じゃぁ奈瑠、神崎さんお願い
私はこのバカ説教しとくから」

そう言いと結衣花は腕組をして翔に説教を始めた

「奈瑠頼んだぞ・・・」

「ちょっと翔!!
今は私が話してるでしょ」
奈瑠は小さくなった翔と鬼のような結衣を残し神崎を探しに店を後にした・・・
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