イケオタ
委員長 神崎 由里恵参上
「つまり、わかりやすく言うとね
先生は桃がとても大好きなのね
それはね、先生も桃もお互いを認め合ってるからだとおもうの
だから皆も来週の文化祭楽しむのはいいけどほどほどにしてねっ」
キーンコーンカーンコーン

「じゃ、みんなわかったわね
準備期間の間も気を付けてね」

っと言い残して先生は
教室を後にした。…
なんだ!!

何が言いたかったんだ
あの人は…

クラス中がそんな空気に汚染されてるなか、翔はニヤニヤしながら奈瑠の方を見ていた。

「…何笑ってんだよ」

奈瑠の問いかけに翔はさらに満面の笑顔で答えた

「ちぇっ
なんかムカつく…」

「わるいわるい
たださ、ふあゆんが…」
言いかけた翔は奈瑠の後ろを見ながら固まった
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