イケオタ
「ありだとぉ〜ありだとぉ〜
さて、話の続きだが
メイド喫茶だと男の客ばかりだ
やはり女の客もほしい
そこでだメイドだけじゃなく執事もやる
幸運にもうちには奈瑠がいるからな
女の客もたくさんくるぜ」
「そんなこと学校が許してくれるわけないでしょ
それに女子はみんな反対してるじゃ…」
言いかけた神崎はクラスの女子がみな奈瑠を見ながらボーっとしているのに気がついた
「せ、先生
こんな事認められませんよね」
「う〜ん
ムリかも知れないわねぇ」
「そっか…
残念だなぁ〜」
翔のわざとらしい言い方に奈瑠はまだ何かあると直感的に気づいた
「はぁ〜
せっかく喫茶店を出すんだから食べ物もいろいろ考えたのになぁ
桃のたくさん入ったパフェ
桃ジュース
桃クレープとか考えてたのになぁ」
その言葉に敏感に反応したのは言わずともわかる
「えっ!?
しょーくんそれほんと!!」
「ほんとに決まってるじゃん」
「…みんな諦めちゃダメ
先生何とかしてみせるからね
桃のた…皆のためにも
今から校長先生にお願いしてくるから皆話し合い続けてて」
いや、もう桃って言っちゃってるし
心の中でつっこむ奈瑠など知るはずもなく亜由美は教室を後にした
「ありえないわ…」
神崎のつぶやきは近くにいた奈瑠以外には聞こえるはずはなかった…
さて、話の続きだが
メイド喫茶だと男の客ばかりだ
やはり女の客もほしい
そこでだメイドだけじゃなく執事もやる
幸運にもうちには奈瑠がいるからな
女の客もたくさんくるぜ」
「そんなこと学校が許してくれるわけないでしょ
それに女子はみんな反対してるじゃ…」
言いかけた神崎はクラスの女子がみな奈瑠を見ながらボーっとしているのに気がついた
「せ、先生
こんな事認められませんよね」
「う〜ん
ムリかも知れないわねぇ」
「そっか…
残念だなぁ〜」
翔のわざとらしい言い方に奈瑠はまだ何かあると直感的に気づいた
「はぁ〜
せっかく喫茶店を出すんだから食べ物もいろいろ考えたのになぁ
桃のたくさん入ったパフェ
桃ジュース
桃クレープとか考えてたのになぁ」
その言葉に敏感に反応したのは言わずともわかる
「えっ!?
しょーくんそれほんと!!」
「ほんとに決まってるじゃん」
「…みんな諦めちゃダメ
先生何とかしてみせるからね
桃のた…皆のためにも
今から校長先生にお願いしてくるから皆話し合い続けてて」
いや、もう桃って言っちゃってるし
心の中でつっこむ奈瑠など知るはずもなく亜由美は教室を後にした
「ありえないわ…」
神崎のつぶやきは近くにいた奈瑠以外には聞こえるはずはなかった…