お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡


「かな? どうかしたの?」


私は首をふった。


そして、れんの胸にどびこんだ。


もう、わけがわからなくて。


怖くて……。


でも、それが伝えられなくて。


「かな……。俺の事、まだ好きなの?」


私は頷いた。


言いたい事がいっぱいあるのに……。


しゃべれないなんて……。


「怒ってないの? 俺のせいで、かなの人生がめちゃくちゃになっちゃたんだよ。なのに、なんで?!」


れん‥…。


お願い、自分を責めないで。

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