お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡


「朝が好きだからだよ」


れんが微笑む。


「な、んで……わ、かるの、よ……」


かすれた声。


でも、少し声が出るようになった。


「かなの事なら、何でもわかるよ」


そう言って、ニコッと笑った。


私もそれにつられて笑った。


「れ、ん……?」


「なに?」


「わた、しのこ、と……すき?」


声が途切れる。


でも、一番聞きたかった事を聞けた。

< 108 / 207 >

この作品をシェア

pagetop