お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡
その後、私はお化けが出る度、れんにしがみついていた。
「れん、早く、出たい」
私はこんな弱音まで、はいていた。
「もう少しだよ、頑張って」
れんの優しい声が今は凄く心地良く聞こえる。
もしかして、私はれんに惚れてるの?
でも、そんなはず無いはず……。
というより、あっちゃいけない!
「お嬢様、何考えてるの?」
れんが出口を目の前にして聞いてくる。
「答えないと、進まないよ」
言うと、思いました。