お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡


観覧車の列は長い。


疲れてきた。


体も、頭も、心も……。


どうにか、楽しい事を考えて、笑顔をつくってきた。


でも、その気力も、後少ししか残ってない。


このままじゃ、ボロがでる。


そんな事になったら、嫌でも話さなきゃいけなくなる……。


私の"秘密"を……。


「大丈夫? お嬢様」


れんの心配そうな声。


「大丈夫ですぅー!!」


私は笑顔で言った。

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